2019/05/12

俺のタップが火を噴くぜ


一昨日の事。  
ヨメが電気ケトルのスイッチを入れた十数秒後、テーブルタップが小さな破裂音とともに火を噴いたという。

私はテレビの前でウトウトしていたので目撃はしていないが、ヨメの声で起こされてそれを知ることになる。

テーブルタップに繋がれていたのは、電気ケトルと石油ファンヒーターの二台。
タコ足配線ではなく家具の影のコンセントから延長されていたものでした。

「何もしてないのに~」と、ヨメが言う。
ふふ~ん。 
女性、特に主婦と呼ばれる者が、なにか不具合が起きた時に よく口にする言葉だ。
調べましょう。(-_-)

電気ケトルも石油ファンヒーターも電源が切れ止まっている。
電気ケトルの蓋を開けると水が入っていない。

な、な~に~ 水が・は・い・っ・て・な~い~ !!! ٩(๑`^´๑)۶

ヨメに注意して、別のテーブルタップに交換すると、ケトルもヒーターも正常に動いたので話は終了。

が、なにか変。
電気ケトルは最新のもので、水が無ければ直ぐにスイッチが切れるはず。

原因が知りたくて、今日になってテーブルタップを分解してみました。


昔の製品のようにネジ止めではなく接着され密閉されているので、マイナスドライバーでバリバリこじ開けて見たところ、内部が真っ黒、開いた途端に金物がポロリと落ちてきました。

やっぱり、ヨメが言う通り火を噴いたんだなぁ。

金具が銅線と繋がっていないと言う事は、その接続部分でショートして焼け切れたのでしょう。
原因は経年劣化? 差込口から入ったゴミによるトラッキング現象?
それとも不良品だった?

原因はわかりませんが、両方の線を焼き切るほどのショートが起きて火を噴いたのですから、条件が揃えば火事になる事もあったでしょう。

今回はヨメが悲鳴を上げ、猫が走り回る小さな騒ぎで済みましたが、考えると怖い話ですね。

ねじりあとが有る電源コードは使ってはいけないと、何かで読んだ記憶がありますが、テーブルタップにも寿命があると、当たり前のことを再認識した出来事でした。




  

Related Articles

2 件のコメント:

  1. 延長コードは近年すべて新しくしました。スイッチが付いて4・5箇所機器がつなげられるタイプです。古くなった安物の扇風機も昨年処分しました。何れも出火が怖いので、、。
    まあ、何処までやれば安全なのか切りがありませんが、、笑。
        by kemakema

    返信削除
    返信
    1. kemakemaさん
      そうですねぇ。何処までやったらいいものやら。
      怪しいモノから交換してますが、古い電化製品も考えなければ・・・ですね。

      削除